お客が勝手に信頼する。
広告を出すことで
お客さんから「この会社は信頼できる」と思われる広告媒体があります。
私の場合、その広告媒体で全く売れなかったので、
「この媒体はダメなのか?」と思って、2回〜3回の広告で止めてしまいました。
ところが、ホームページから問い合わせが来たお客さんが、
ビックリするようなことを言ったんです。
私
「なぜ、当社から話を聞こうと思ったのですか?」
お客さん
「◯◯に広告載せてましたよね? だから、信頼できるかな?と思って…」
私
「え!?でも◯◯に広告載せてたのは何年も前の話ですよ?」
お客さん
「そうでした?あの広告を見て、
この会社は実績もあるし、信頼できるんじゃないか?と思ったんです」
当初、私はお客さんの言葉を本気にしていませんでした。
なんで何年も前の広告を覚えてるの?
本当かよ?
相見積りの叩き台にしたいから、適当なこと言ってるんじゃないの?
と思いましたが、全然そんなことなかったです。
契約になりました。
ビックリです。
こんなことってあるんだ…って感じです。
記憶に残る広告
広告の内容はいつもと変わりません。
むしろ、広告スペースが小さかったので、良い広告とは言えません。
実際、その広告では1つも問合せ来なかったです。
広告の中身も、今見るとこれじゃ反応ないだろうな、と思う広告です。
つまり、お客さんは、広告の中身が良くて連絡したのではなく、
媒体が良かったから、なんとなく覚えてた、ということになります。
しかも、数年前の広告です。
ズバリ言います。
その広告媒体とは、市役所が発行してる「広報」です。
実は、広報は広告媒体として3つのメリットがあります。
- 全世帯に届く
- 子育て世代は必ず見る
- 広告費が安い
当初、広告媒体として「広報」を見つけた時は興奮しました。
「もしかして、すごい広告媒体を見つけたんじゃないか?」ってね。
でも、問合せは1件も無かったです。
結果、広報からの問合せは来ないと判断して、広告は止めてしまいました。
ダイレクト・マーケティングの原則ではない
「直接、フィードバックがない広告は即刻止めるべきだ」
というダイレクト・マーケティングの教えがあります。
確かに、その通りだと思います。
でも、やってみないと見えてこない道もあります。
あなたも広報の広告。
ダメ元で挑戦してみてはいかがでしょうか?
なんせ、広告費が安いです。
彦根市の広報は広告1枠につき3万円ですから。
試してみる価値はあると思いますよ。