複業という名の新規事業

これからの時代の象徴

 

サイボーズの複業募集を見て、

マル チプル・ストリームス・オブ・インカム(収入源を1つにしないで複数持ちなさい)

この考えがサラリーマンまで来たのかと思いました。

 

ビジネスもそうです。

1つの商品だけに特化するのはいいんですが、

商品にも寿命があります。

 

「ライフサイクルコスト」と言って、

商品には、

  1. 導入期
  2. 成長期
  3. 成熟期
  4. 衰退期

の4つの時期があります。

 

1つの商品にしがみついてると、商品のライフサイクルが終了した時(衰退期)に、

一緒に会社も終了してしまいます。

 

昔は、このライフサイクルが20年、30年と長かったので、

一つの商品だけでも良かったかもしれませんが

今の時代、ライフサイクルが「長くて5年」という超短期サイクルです。

(IT業界はもっと短く2年〜3年だと思います)

 

ですので、一つの商品に特化して、成功したら、

すぐ次の商品を見つけるか、開発する必要があります。

 

一発屋の芸人みたいに、爆発したブームは、あっという間に失速します。

(太陽光ブームは本当に5年も経たず終了しました)

 

会社もそうです。

 

これだけ、ライフサイクルが短いと、

一つの事業だけでなく、複数の事業を経営していく方が良いと思います。

 

一つの会社を大きくしていくよりかは、

複数の会社を持ったほうが今の時代に合ってると思います。

 

当初、私は3つの事業を起こしたいと思っていました。

三国志みたいに事業の柱が3つあれば安定するだろうという考えです。

 

でも、今は3つではなく8つは欲しい。

出来れば12こあれば最高だ。

 

という思いになってきました。

 

時代の流れでたまたま運良く成長期の商品に出会い、

一緒に成長していったら、その商品は成熟し、衰退期に向かっていきます。

 

次の新しい商品、新しい事業が必要です。

 

遅くても、衰退期に入る前の成熟期のうちに次の準備をした方がいいです。

本当は、成長期後半で準備をするべきです。

 

でも、これが本当に難しい。

 

成長期に入って、イケイケドンドンの時は、

俺はこのまま頂上まで登っていける!みたいな錯覚を起こします。

ダメになる日が来るなんて微塵も思いません。

 

でも、来るんです。

ライフサイクルコストはどんな商品にも、そんな事業にも当てはまります。

 

うまくいってる時ほど、

このまま順調よくうまくいってるけど、この状態は何年先まで続くのか?

と、冷めた目線で見ることが大事です。

 

商品を複数つくる

事業を複数つくる

会社を複数つくる

 

企業でも収入源を複数つくるというのは当たり前のことですから。

これから個人が活躍する時代、複業というのは当たり前になると思います。

 

家族で見た場合、専業主婦よりも、共働きのご家庭が多いと思いますが、

これも、複数の収入源の1つですね。

 

新しい事業や複業(副業)は、自分自身が情熱をかけれる事業や商品がいいですね。

そうでないと、やってて嫌になってきますから。

 

追伸:

 

成長期後半〜成熟期というのは、

新規参入のライバル会社が多くなり、価格破壊が起こるのが特徴です。

 

爆発的に成長した商品というのは、失速も「あっ」という間です。

衰退期に入る前に次の準備をしましょう。

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