YouTubeで公開してるノウハウ
ふとしたきっかけで、
YouTubeで「飛び込み営業」と検索したら、
- 絶対に断られない飛び込み営業
- 断られない飛び込み営業セールストーク
など、気になるキーワードがいっぱい。
たくさんのノウハウ動画がでてきたので、試しに再生してみました。
- 提案型トークは押し売りだから、質問形式トークにしろ
- クロージングの切り返し方、こう断られたらこう答えろ
とかいろいろあった。
まぁ、わからん事はないけど、本当にそれ今でも通用するのかよ?
と思うのがたくさん。
中には、
- お前、営業したことないだろ!
- 何偉そうに語ってんだよ?
- 本で得た知識をドヤ顔で語るんじゃない!
と思えるようなのもたくさんありました。
これ10年前、20年前ならともかく、今は通用しないよな〜
と思いながら見ていました。
なぜなら、私が2000年〜2007年までやってきた営業スタイルだから。
即断即決のテレアポ営業でセールストークバリバリの説得営業をやってました。
クロージングに磨きをかけ、スペシャルトークを作り、
YESをとらせる技術はピカイチでした。
「俺、営業極めたかも?」と思うようなこともありました。
でも、ダメでした。
そうやって説得しまくってとった契約が全てクーリングオフされた時、
「ああ、もうダメだ。このやり方は通用しないんだ」と思い知った瞬間でした。
それに、こんな心身ともに疲れる営業は続けたくない。とも思っていました。
それらのトークの大前提は、
- お客が情報不足の中、決断を迫っている。
- お客は営業マンの情報しか手に入れていない。
- その情報が正しいかどうかも判断できない、わからない。
法人営業ならまだ可能性あるかもしれないが、
個人営業だと難しいんじゃないかな?というか無理でしょ。と思えるのがたくさん。
机上の理論
理屈ではそうかもしれん。言ってることはわかるし、そうだと思う。
でも、実際やってみると違う。全く通用しない。
ほとんどのノウハウがそうだと思います。
高反応すぎる数値は何か裏があるのです。
「裏がある」=「騙してる」とまでは言いませんが、なにか重要な事を言ってない場合が多い。
俗に言う「限定条件下の事実」を言ってない。
例えば、よく目にするAmazonランキング1位!の文字。Amazon総合になると、なかなか1位にはなれませんが、マーケティング部門だとか、経済部門などの「限られた条件」の下で1位になれば、堂々と「Amazonランキング1位!」と大きな声で言えるのです。
- 当店人気№1
- 事業部売上№1
- 書籍アプリダウンロード数№1
とかもそうです。
この「限定条件」を言ってない(隠してる)場合が多い。
まぁ、それをバックエンドへつなげたいんだろうけどね。
だから、そのノウハウを真似してもあまり意味が無い。
重要な核となる部分が秘密になってるから。