テレアポの即断即決営業をしてた頃
20代の頃、即断即決の営業しか知らなかった私は、
さっさと、こんなきつい仕事をやめて上に登らなきゃ。
いつまでもこんな仕事していてはいけない。
と、心底思っていました。
- お客さんから害虫扱い
- 白い目で見られ
- 怒鳴られ
- 敵意むき出しの中
- つくり笑いですりよっていく
本当に嫌でした。
こんな仕事はしたくない。
こんな苦しい思いするのは20代の時だけで十分だ。
30過ぎてこんな仕事してられるか!
こういうキツイ仕事は部下にさせればええんや。
俺はもうしたくない!
って、ずーっと思っていました。
20代の頃、あれだけ嫌だった営業を、
35才過ぎても、今も現役でやってるのは自分でも驚きです。
20代の頃と、今は何が違うのか?
正直、今の営業は楽しいですね。
説得するための心理戦を使ったトークは、ほとんどしていません。
20代の頃やっていたクロージングも使っていません。
これは、補助金や買取制度などの「時代が後押ししている」のもありますが、
「説得営業」から「納得営業」に変わったのが大きいと思います。
納得営業なら、即断即決してた時みたいに、
「今、この場で決めてください!」って言わなくても、お客さんが自然に決めます。
見積をだすと、9割以上の人が「検討します」ではなく
「これでお願いします」と言います。
要は、やり方です。
「やり方」で全て決まります。
【つづく】