なぜ、あの広告は失敗だったのか?
パッと見ただけで、
これはダメな広告かどうかというのかわかる。
昔は、なんとなくいい感じがする。いい感じがしない。という
「なんとなく」や「感じ」という感覚頼りだったが、
これを体系的にできないものかと思った。
まず第一にあげられるのが
- あたり前のことしか言っていない
- 同業他社と同じようなキャッチコピー
- 何か言ってるようで何も言ってない広告
この3つは全然ダメ。
自分で何も考えてない広告だ。
これはパッと見ただけでわかる。
主な特徴として、
ヘッドコピーが商品名になっている。
どこかで見たことある聞いたことある広告になっている。
メーカーが作ったような商品説明の広告になっている。
まぁ、一言で言うと「退屈」な広告。
人は予測する生き物だから、
ヘッドコピーやキャッチコピーを見ただけで、広告の中身がなんとなくわかります。
「あ~たぶん、こんな内容なんだろうな」と予測されたら、広告は読まれない。
お客さんは「また、いつものあれか…」と思って読もうともしない。
だから、巷にあふれている、ありきたりの広告では退屈なのだ。
パッと見ただけで中身がわかるような、つまらないコピーを書いてはいけない。
好奇心をくすぐるようなヘッドコピーでないと、
お客さんは、貴重な時間を割いてまで、あなたの広告を読もうとしない。
では、貴重な時間を割いてまで
読まれる広告とは、どんな広告か?
今の現代人は、非常に忙しい。
●時間が短縮できる時短ものは反応がいい。
●苦労せずに簡単に手に入ると反応がいい。
●儲かったり、節約できると反応がいい。
その他にも、
- 好奇心を刺激させる話
- 愛や美容、SEXなどの性的な話
- 苦痛から逃れられ、快適になる話
- 富や名声が得られる話
- 希少性がある話
一番効果的なのが、「SEX」や「貧乏」などの、
普段、言葉に出せない放送禁止用語みたいな話(反社会性)をすると効果的です。
ただ、この反社会性の話は必ずクレームがくるので、
ある程度、優しい言葉でオブラートに包み込む必要があります。
何も言ってない退屈な広告よりかはマシです。
何も反応ないよりかは、クレームでも何でも反応があった方がいいですからね。