人は画像で買わない
人の目を惹きつけるのに画像はとても効果がありますが、
画像だけではダメです。
売れません。
ルイ・ヴィトンの広告
いや、そんなことない!
私はこのルイ・ヴィトンの広告を見てバッグ買ったもん!
という反論があるかもしれませんが、
それは、あなたが「ルイ・ヴィトン」を知っていってファンだから買ったのです。
- 憧れていて、いつか欲しいと思っていた。
- すでに持っていて、その良さを知っている。
のどちらかに当てはまるから買ったのです。
ルイ・ヴィトンを知らない人が、上の広告を見ても絶対買いません。
それに、全く同じ写真でも、「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」の文字が
「しまむら」になった瞬間、絶対買わないはずです。
画像だけの広告(究極のイメージ広告)は、
強力なブランドが確立している会社がやるから意味があるのです。
ルイ・ヴィトンの携帯ケース?手帳カバー?靴下?……全部欲しい!
ルイ・ヴィトンだったら買う!
というファン(信者)がいるから成り立つ広告です。
「見る」だけで購入意欲が沸くほど、ブランドが確立されているから成り立つのです。
ブランドが確立できていない中小企業が、
イメージ広告した絶対失敗します。
あなたの会社は「99%の人が知らないし、興味も無い」
という事実を覚えておいてください。
文字を使うと売れる
それに、あなたが作るチラシの目的は、
「買ってもらう」ことであって、「見てもらう」ことではありません。
無料の小冊子やレポートを提供するなら、「0円で買ってもらう」ことが目的です。
では、買ってもらうためにはどうすればいいか?
文字で教育するのです。
お客さんの悩みや疑問点を浮き彫りにさせるのです。
ふだん、漠然としていたモヤモヤした思いを具体的にハッキリ明確にして、
「あなたは◯◯や△△で困ってますよね?」と広告で問いかけるのです。
すると、広告を見たお客さんは「そうそう、そうなんだよ」とあなたに共感します。
そして、「その悩みは◎◎を使えば解決できますよ」と訴えます。
お客さんは、自分の悩みを解決してくれるものには、惜しむことなくお金を払います。
それが無料だったら、なおさらですね。
それから、
「広告にはカラーできれいな写真が必要か?」と聞かれれば、
私が実践してきた答えは「NO」ですね。
「ないよりかは、あったほうがいい」という程度です。
商品によるとは思いますが、画像なしでも売れます。白黒の写真でも売れます。
実際、私がつくるチラシは文字中心です。
・画像だけ→全く売れません
・文字だけ→少し売れます
・画像+文字→めっちゃ売れます
チラシという媒体を使って、
お客さんを教育すると高額商品でもチラシで売れます。
【次回へ続く】