売りっぱなしにしない
訪問販売の十中八九が「売りっぱなし」です。
健康食品や化粧品のようにリピートが高い商品ではなく、
太陽光発電のような、高額で長寿命商品だと、
次の購買(リピート)につながらないので、アフターフォローが面倒くさい。
こう考えているからです。
正直、私も同じこと思っていました。気持ちはわかります。
テレアポやっていた頃は、アフターフォローが面倒だったので、
お客さんから連絡がない限り、こちらから連絡することは皆無でした。
- 「発電量が低いんだけど!?」
- 「エラーが出たんだけど、どうしたらいい?」
などの連絡があった場合は、仕方なくお伺いしていましたが、
それ以外は、こちらから連絡することはありません。
新規客を捕まえるのに必死で、既存客に構っているヒマはない。
という感じでした。
おそらく、訪問販売の9割以上がこの考え方です。
アフターフォローしたくても、少人数の会社では正直無理です。
ましてや私のように、1人でやってると不可能に近い。
だから、ニュースレター(手作り新聞)を出すようにしました。
売った後も継続的に接触するように郵送で送ります。
月に一回発行するニュースレターは
ボディブローのようにじわじわと効力を発揮します。
売りつけない
強烈なクロージングでその場で「YES」をとって契約しても、
後日、かなり高い確率でクーリングオフされます。
昔はすごい売ってたけど、今はもう売れない。
という営業マンいっぱい知っています。
- 時代が変わって、
- 人も変わって、
- 生活スタイルも変わって、
- 法律も変わったのに、
いつまでも、昔と同じ売り方していたら、
売れなくなるのは当然です。
だから、即断即決営業はやめました。
相手が「欲しい」というまで待つことにしました。
名刺はド派手に
名刺って地味ですよね。
- 会社名
- 役職
- 名前
- 住所
- 電話番号
- FAX番号
- メールアドレス
くらいしか記載されていません。
超有名企業なら、会社がすでにブランドになってるので別に構わないんですが、
誰も知らない中小企業の場合、すっごい地味なダメ名刺になります。
理由は、
何の情報も載っていないから
もっとパーソナルな情報や個人の情報をふんだんに入れましょう。
ゴチャゴチャしていいんです。
シンプルでお洒落な名刺は、
誰もが知っている有名企業だから格好良いのであって、
誰も知らない中小零細企業の名刺をシンプルでお洒落にしても、
中身スカスカの名刺だと思われます。
お客さんに伝えたいこといっぱいありますよね?
その一部でもいいんで、それを名刺に書きましょう。
「こんな派手な名刺はじめて見た」
と思われるような名刺を作りましょう。
印刷屋に頼まなくても、
パソコンとプリンターがあれば名刺は作れます。
前回でお伝えしたように、顔写真は必ず載せましょう。
「実物と写真は全然違うんですよ~」などとネタとしても使えますよ。
【次へつづく】